Tefnon H/D-MC 70-210mmを買ったので買う筈のなかったTamron 103Aなのに、何故か手元にある、というお話です。
きっかけは中古専門のカメラ店に立ち寄ったことでした。このカメラ店はちゃんとした中古品を真っ当な値段で売るという商売をしているところで、つまりは総じてお高い店です(品質に見合っている値段ですので、相対的には妥当、ですが絶対的に高い、という意味です)。親父はいつも冷やかしに甘んじるわけですが、こんな店にも雑然と訳有品が置かれたワゴンがありまして、覗いてみるとTamron 103Aがある...。
値段は全然高くない。ということは、埃多しとかカビだらけとか、そういう類のものかと思い、レンズを灯りに翳してみても、前玉周辺部に少し曇りがあるかな、年式程度に埃が見えるかな、くらいのもの。
はい、気付けばカウンタで「これ、貰います」と言っておりました。つくづく縁とは恐ろしいものです。
こんな経緯でやって来たTamron 103A、百合が原公園の温室で試写してみました。
まず望遠端の焦点距離210mm(カメラがAPS-CフォーマットのFuji X-T10なので35mmフォーマット換算で315mm)で撮った大温室のコダチダリア。
親父としては全然問題なし。
続いてツバキを接写。どの画も最短撮影距離の90cm近辺で撮ったものです。
(Fuji X-T10 + Tamron 103A)
これまた宜しいのではないでしょうか。シクラメンのこってりした赤は親父好みです。
結論。
買って良かった。
でも相方には黙っていよう。
おまけ。
今日は野幌森林公園を軽く歩いてきました。
大沢口の駐車場に車を停めて、自然ふれあい交流館を9:13に出発。
記念塔口に繋がるふれあいコースを少し進んで脱線。森の中ですっとそびえる北海道百年記念塔を見てきました。
(Nikon P7800)