2022年1月30日日曜日

冬の有明の滝自然探勝の森

今日はとても寒い一日でした。どれ程かというと、例えば携帯電話がこんな悲鳴(?)を上げるくらいです。
 
(Nikon P7800)
 
天気は良かったので、滝を見に有明の滝自然探勝の森を歩いてきました。

夏なら有明の滝入口の駐車場が使えるのですが積雪期は閉鎖されていますので、有明小滝入口に駐車します。ここの駐車場も閉鎖されていますが、道路は広く除雪されていますので邪魔にならないように道端に寄せて停めれば大丈夫です。

9:40、有明小滝入口から出発。
 
(Nikon P7800)
 
広い砂利道(と言っても今は雪に覆われています)をゆるゆると上っていくと10分程で右手に有明小滝が見えてきます。
 
(Nikon P7800)
 
夏は絶対に下りられませんが、冬は慎重にそろそろ行けばスノーシューで下ることが出来ます。 

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

有明小滝を見た後、再び元の道を上がっていくと左手に遊歩道入口が現れます。看板が目印です。

(Nikon P7800)

入口の目前にある斜面を登った後、斜面の縁を歩くと右手が開けてきます。
 
(Nikon P7800)
 
この場所を抜ければ尾根筋に出ますので、天気が良いと正にお散歩です。
 
11:09、1番目の東屋に到着。ここでちょっと長めの小休止。
 
(Nikon P7800)
 
上の画に小さく写っている標識に従って斜面を登ると、再び尾根筋に出、右に行けば2番目の東屋を経由して有明の滝の上に出るのですが、滝の横の遊歩道は崩れて危険なので行っては駄目。左に進んで有明の滝入口を目指すのが正解です。
...というのを説明するのにぴったりな標識が尾根筋に立っているのですが、Nikon P7800が低温で「僕、もう働けません...」になってしまい、 画が撮れず。バッテリを温めれば復活するので、手袋の中で握りしめてあげました。
 
そして11:59に有明の滝入口に到着。Nikon P7800のバッテリも(強制)復活。
 
(Nikon P7800)
 
ちなみに到着直前の斜面は結構急ですので慎重に下りましょう。
 
(Nikon P7800)
 
ここから有明の滝まではすぐそこ、12:12に到着しました。但し遊歩道を遮る倒木が何ヶ所かあるので、スノーシューだと乗り越えるのに難儀します。

(Nikon P7800)

滝の傍で2回目の小休止を取り、12:40過ぎに有明の滝入口へ引き返しました。
12:55に入口到着。駐車場は雪野原になっています。
 
(Nikon P7800)
 
有明小滝入口は上の画の左手ですので、ここから先は真駒内御料札幌線の歩道を使いました。歩道とはいうものの除雪が充分にされていないので、実質は車道の端を歩くような格好になります。
 
20分歩いて13:15に有明小滝入口へ帰着。
 
(Nikon P7800)
 
最後まで晴天だったので親父は(疲れつつも)気分良く過ごせましたが、カメラや携帯電話には過酷環境だったようです。スノーシュー遊びの時に必ず持ち出されるNikon P7800を相方は「世界で一番不運なカメラ」と呼んでいたりします。
 

2022年1月23日日曜日

野幌森林公園、自然ふれあい交流館から北海道百年記念塔まで直行

先週末に続いて今週末も野幌森林公園を歩いてきました。前回時間がなくて出来なかった谷渡りに挑戦して、自然ふれあい交流館から北海道百年記念塔まで直行してみましょう、という目論見です。
 
まず結果から。地図の赤い線が道程です。往路の谷渡りで進行方向を見誤り、「直行」とは言えない線になったのが残念ですが、周りの様子が判った復路ではきっちり(?)修正しました。
 

9:48に自然ふれあい交流館を出発。
 
(Nikon P7800)
 
10:23、前回と同じ場所からの北海道百年記念塔 。違うのは空で、今回は雲一つない青空。こういう日の野歩きは気分爽快です。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

10:42、開けた場所の西端に到着。ここから谷へ下っていきます。

(Nikon P7800)

15分程かかって谷を渡り切りました。目指す塔まであと少し。

(Nikon P7800)

11:06、無事塔の下まで辿り着きました。

(Nikon P7800)

少し北に移動して撮った画。それにしても空の色が素晴らしい。

(Nikon P7800)

さて復路です。
往路とは反対側の尾根筋を使った方が直行に近いし、なにより楽そうだったので、そちらを行くことにしました。下の画は復路の尾根筋から往路を撮ったもの。陰になっていてとても判りにくいですが、斜面をつづら折りで登った跡が残っています。

(Nikon P7800)

復路の谷渡りを無事終えた時点で結構消耗してしまっていたので、ここから先は踏跡はっきりの遊歩道を進むことにしました。復路の開けた場所から塔にさようなら。
 
(Nikon P7800)
 
12:19、自然ふれあい交流館に帰着。
 
(Nikon P7800)
 
往路1時間18分、復路2時間10分で復路の方が倍近く時間がかかっていますが、途中で画撮りに精を出した所為です。
始終晴天の下、楽しい道程でした。

2022年1月16日日曜日

結局買ってしまったTamron 103A

Tefnon H/D-MC 70-210mmを買ったので買う筈のなかったTamron 103Aなのに、何故か手元にある、というお話です。
 
(Nikon P7800)
 
(Nikon P7800)
 
きっかけは中古専門のカメラ店に立ち寄ったことでした。このカメラ店はちゃんとした中古品を真っ当な値段で売るという商売をしているところで、つまりは総じてお高い店です(品質に見合っている値段ですので、相対的には妥当、ですが絶対的に高い、という意味です)。親父はいつも冷やかしに甘んじるわけですが、こんな店にも雑然と訳有品が置かれたワゴンがありまして、覗いてみるとTamron 103Aがある...。
値段は全然高くない。ということは、埃多しとかカビだらけとか、そういう類のものかと思い、レンズを灯りに翳してみても、前玉周辺部に少し曇りがあるかな、年式程度に埃が見えるかな、くらいのもの。
はい、気付けばカウンタで「これ、貰います」と言っておりました。つくづく縁とは恐ろしいものです。
 
こんな経緯でやって来たTamron 103A、百合が原公園の温室で試写してみました。
まず望遠端の焦点距離210mm(カメラがAPS-CフォーマットのFuji X-T10なので35mmフォーマット換算で315mm)で撮った大温室のコダチダリア。
 
 
(Fuji X-T10 + Tamron 103A)
 
親父としては全然問題なし。
 
続いてツバキを接写。どの画も最短撮影距離の90cm近辺で撮ったものです。

(Fuji X-T10 + Tamron 103A)

(Fuji X-T10 + Tamron 103A)

(Fuji X-T10 + Tamron 103A)

宜しいのではないでしょうか。
 
中温室のアッサムニオイサクラの接写と、やや離れた場所から広角端で撮ったシクラメン。

(Fuji X-T10 + Tamron 103A)

(Fuji X-T10 + Tamron 103A)

これまた宜しいのではないでしょうか。シクラメンのこってりした赤は親父好みです。
 
結論。
買って良かった。
でも相方には黙っていよう。
 
おまけ。
今日は野幌森林公園を軽く歩いてきました。
大沢口の駐車場に車を停めて、自然ふれあい交流館を9:13に出発。
 
(Nikon P7800)
 
記念塔口に繋がるふれあいコースを少し進んで脱線。森の中ですっとそびえる北海道百年記念塔を見てきました。

(Nikon P7800)

もう少し近付いた画。

(Nikon P7800)

更に近付いた画。この先は谷になっていて(時間もなかったので)進みませんでした。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

脱線していますので、踏跡は一切なし。ふかふかの雪はスノーシューを使って脛の辺りでした。
 
(Nikon P7800)
 
2時間歩いて、11:20に大沢口に戻ってきました。
 
(Nikon P7800)

百合が原公園:https://yuri-park.jp/

2022年1月1日土曜日

昨年見たランの纏め

この投稿、書こう書こうとして、ずっと下書きになっていたネタです(なので元々は「『今年』見たランの纏め」でした)。年末年始休暇に書かなかったら何時書けるのか、ということで書き上げることを決心。
 
以下、昨年2021年に野山で見たランをずらっと紹介します。全部自生です。

まずサルメンエビネ。全く予期せぬ場所だったので、見つけた時は「おおっ」と声を上げてしまいました。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

こちらはお馴染みコケイラン。
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
これもお馴染みギンラン。
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
ギンランより背の高いササバギンラン。 

(Nikon D700 + Tamron 172E)

アオチドリ。他の草葉に混じっていてもこれを見つけられる人間の目は凄いな、と思いました。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

一方、咲いていれば見つけやすいサイハイラン。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

トケンラン。親父の目にはコケイラン似に映りますが、サイハイラン属です。
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
クモキリソウ。花期が終わっていて、ぎりぎり残っていたものです。
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
オニノヤガラ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

エゾスズラン。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

トンボソウ...、だと思います。ツレサギソウ属なのは間違いないのですが、同定が難しい...。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

同じツレサギソウ属のオオヤマサギソウ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

「何故ここに?」と思うようなところで見かけるネジバナ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

晩夏に咲くミヤマウズラ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

以上14種でした。
 
残念だったのは滝野すずらん丘陵公園の臨時閉園期間中にサカネランが咲いていたらしいこと。これは見たかったです。
それからノビネチドリを見損ねたのも残念でした。
今年は臨時閉園がありませんように。