2017年9月17日日曜日

札幌ふれあいの森で思わぬ収穫

前回の投稿で書きました通りに滝野すずらん丘陵公園が臨時閉園中のため、今週の行き場に困った親父です。困って悩んで、昨日向かった先は白旗山でしたが、今回はいつもの真栄入口からではなく、ふれあいの森入口から歩き始めることにしました。

まず、ふれあいセンターで情報収集。下の画の中央奥の建物がセンターです。

 (Nikon P7800)

地図を入手しました。

(Nikon P7800)

さて何処をどういう順番に歩くかですが、目印になるところは全部歩こうということで、白旗山山頂は勿論、ロッジ跡や展望東屋も通る経路に決定。下の画に書き加えた番号でいうと、1から20までは番号順に歩き、その後5に戻って1まで帰ることにしました。

(Nikon P7800)

初歩きなので分岐点の画は全て撮ったのですが、20数枚を載せても仕方ないので、目印になる3ヶ所だけ載せます。

まず白旗山山頂。真栄入口から歩いて見るのとは逆の景色になるので少し新鮮です。

(Nikon P7800)

次にロッジ跡。

(Nikon P7800)

最後に展望東屋。

(Nikon P7800)

傾斜がきつかったのは3-4、7-8、13-14、それに17-18でした(13-14は下り、残りは登り)。最後の17-18が効いて、親父の足はぱんぱんです...。

さて、タイトルにある「思わぬ収穫」というのはこれです。

 (Nikon P7800)

ミヤマウズラがあちらこちらに咲いていて、中には花が枯れていない株もありました。

(Nikon P7800)

(Nikon P7800)

滝野すずらん丘陵公園でも見られますが、株数は札幌ふれあいの森の方がずっと多いですし、まさか9月中旬に見られるとは思ってもいませんでした。昨日の花の状態から思うに9月上旬が見頃だったようなので、来年のその頃にはまた訪ねてみたいと考えています。

おまけ。
15の直前は木道になっているのですが、その木道の上で日向ぼっこしていたカナヘビ(下の画はトリミングしています)。

 (Nikon P7800)

若い個体のようでした。寒くなる前に冬支度を済ませてね。

札幌市 札幌ふれあいの森:
http://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/shizen/shirahatayama/hureainomori/

(先週末の話)滝野の森ゾーン東エリアを歩いてきました

9月12日から臨時閉園中の滝野すずらん丘陵公園。「クマの目撃情報により」とのことで、9月22日まで閉園確定です。中心ゾーンのコスモスが盛りを迎える「コスモスフェスタ」の時期なので見られないのは残念ですが、致し方ありません。
以下は臨時閉園になる前の9月10日に滝野の森ゾーン東エリアを歩いた話です。

西エリアには足繁く通っている親父ですが、東エリアは久し振りでした。公式サイトの「ギンリョウソウモドキが咲いた」との情報にしっかり釣られた結果です。

歩き始めはここ、森の交流館に近い方の北斜面コースの入口です(下の画の左側、草の切れているところ)。ここから森の教室まで歩きます。

 (Nikon P7800)

歩き始めてすぐに枯れたオニノヤガラに遭遇。正に「鬼の矢柄」、枯れたウバユリも森の中で直立していますが、これは矢柄にしては少々太め。良く出来た名前です。

 (Nikon P7800)

次はアキノキリンソウ。薄暗い森の中で黄色い花が目立ちます。

 (Nikon P7800)

そして出ました、ギンリョウソウモドキ。別名、アキノギンリョウソウ。ギンリョウソウを見たのが6月でしたから、確かに「秋の銀竜草」です。

(Nikon P7800)

真っ白なのはギンリョウソウ同様なのですが、陽が射していなくて今一つ判りにくい...。そこでフラッシュを焚いてみました。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

夜に撮った画のようになってしまいましたが、透けるような白さはこの画の方が伝わるかと。

この後もてくてく歩いて、ハンゴンソウやサラシナショウマ、ツルニンジンにトリカブト(下の画)等を見ながら森の教室に到着。

 (Nikon P7800)

(Nikon P7800)

ここまで約1時間30分程、画を撮るのに時間を取り過ぎました。歩くだけなら30分程度の距離ですし、なにより最短の園路を使えば10分足らずで行き来出来ます。
北斜面コースを戻って帰るか、普通の(?)園路を歩いて戻るか、ちょっと思案して、北斜面コースを往復することにしました。

歩き出してすぐにアカゲラを発見(下の画はトリミングしています)。盛んに警戒されました。

(Nikon P7800)

往路で見逃していたツルリンドウとミヤマウズラ。

(Nikon P7800)

(Nikon P7800)

復路は50分で着きました。

久し振りの東エリア、北斜面コースの面白さを(再)確認しました。

滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/

2017年9月3日日曜日

最後のユリ

9月になりました。最初の週末、滝野すずらん丘陵公園と百合が原公園の2ヶ所を廻ってきました。

百合が原公園のユリはいよいよ最終盤、世界の百合広場で咲いていたのは3種だけになっていました。

タキユリ。

(Nikon D700 + Tamron A17)

ウチダカノコユリ。

(Nikon D700 + Tamron A17)

そしてシロカノコユリ。

(Nikon D700 + Tamron A17)

タキユリとウチダカノコユリは似ていますが、花弁のほっそりしている方がタキユリ、太い方がウチダカノコユリ、と親父は識別しています(が、片方だけ見せられてちゃんと答えられる自信はありません...)。

続いて滝野すずらん丘陵公園。中心ゾーンのコスモスは未だ余り咲いていません。

(Nikon P7800)

滝野の森ゾーン西エリアのカラマツの尾根ではミヤマウズラが開花中。これでラン科の開花は打ち止めです。

(Nikon P7800)

思うところがあって寄った画を撮ってみました。

(Nikon P7800)

ハロウィンの飾り付けに出てくるシーツのお化けにそっくり、と思うのは親父だけでしょうか?

同じく西エリアの田んぼの広場ではミズアオイが咲いています。

 (Nikon D700 + Tamron A17)

田んぼの周囲は動物避けの電気柵が張り巡らされています。ミズアオイは柵の外の池で見られますが、電気柵に触れないようにくれぐれも御注意下さい。

百合が原公園も滝野すずらん丘陵公園も晩夏の花が咲き、野歩きで蚊が刺しにくることもめっきり減りました。朝晩は肌寒い札幌、そろそろ秋が来るようです。

百合が原公園:http://yuri-park.jp/
滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/