正式名は「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション植物園」というらしいのですが、多分誰もそんな呼び方はしていないでしょう。公式サイトでも「北大植物園にようこそ」と記されている位ですので。
とても清々しい日和でした。
使い古された言い方ですが、正に都会のオアシスです。道路一本挟んだ向こう側に百万都市が、しかもその中心市街が広がっているとはとても思えない、不思議な静けさと温もりを湛えています。
特段撮るものは決めておらず、広い敷地内を探索しながら徒然に、と思っていたところ、同道の子供が「花の絵を描きたい」と言い始め、まずはバラ園を訪ねました。
状態は余り良くありませんでしたが、その中からいくつか選んで撮ってみました。
画を撮っていると、子供が今度は「お腹空いた」と言い出し、取り敢えずジュースで誤魔化そうと温室へ向かうことになりました(園内は飲食禁止ですが、温室だけは自販機が備えてあります)。
温室へ行く途中、カナディアン・ロックガーデンと高山植物園を経由。高山植物園と温室の間には流水池があり、清水の中で水草が繁茂していました。
初公開、親父の自分撮りです。
温室に着いたところで件の自販機でジュースを買い、相方と子供と分け合いながら一息ついて、いざ温室巡り。
手前側左手の棟にあるプールではスイレンが可憐な姿を水面に映していました。
奥側右手の棟には、数は少ないものの、優美に洋ランが咲いていました。
流石に温室、画を撮っていると汗が滴り落ちます。いよいよ子供もぐずり始めたので温室を出たところ、ハスに遭遇。子供に詫びつつ、画を撮ります。
この後、植物園を出、北向きに歩いていたところ、ツリバナの実を発見。相方と子供に置いていかれないように1枚だけ撮りました。
空腹を待たせた子供に何を食べたいか訊くと「ナンが食べたい」とのこと(彼女はナンカレーが大好き、でも決して「カレーが食べたい」とは言いません)、御所望に応えてサッポロファクトリーの「タージマハール」で昼食を取りました。
当地で色々見て廻って、最後は「茶のしずく」で一服。目の前で点てて貰った抹茶で至福の一時を過ごしました。
先週は仕事が大変で、明日からまた再開なのですが、その前に充実した一日を過ごせました。気合一発、頑張れそうです。
北海道大学植物園:http://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/index.html
タージマハール(英語):http://www.tajmahalgroup.com/index.html
茶のしずく:http://ochacafe.net/