2009年9月27日日曜日

都会のオアシス

今日は朝から北海道大学植物園にお邪魔しました。
正式名は「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション植物園」というらしいのですが、多分誰もそんな呼び方はしていないでしょう。公式サイトでも「北大植物園にようこそ」と記されている位ですので。

とても清々しい日和でした。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon P60)

使い古された言い方ですが、正に都会のオアシスです。道路一本挟んだ向こう側に百万都市が、しかもその中心市街が広がっているとはとても思えない、不思議な静けさと温もりを湛えています。

特段撮るものは決めておらず、広い敷地内を探索しながら徒然に、と思っていたところ、同道の子供が「花の絵を描きたい」と言い始め、まずはバラ園を訪ねました。
状態は余り良くありませんでしたが、その中からいくつか選んで撮ってみました。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

画を撮っていると、子供が今度は「お腹空いた」と言い出し、取り敢えずジュースで誤魔化そうと温室へ向かうことになりました(園内は飲食禁止ですが、温室だけは自販機が備えてあります)。

温室へ行く途中、カナディアン・ロックガーデンと高山植物園を経由。高山植物園と温室の間には流水池があり、清水の中で水草が繁茂していました。

(Nikon P60)

初公開、親父の自分撮りです。

温室に着いたところで件の自販機でジュースを買い、相方と子供と分け合いながら一息ついて、いざ温室巡り。
手前側左手の棟にあるプールではスイレンが可憐な姿を水面に映していました。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

奥側右手の棟には、数は少ないものの、優美に洋ランが咲いていました。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

流石に温室、画を撮っていると汗が滴り落ちます。いよいよ子供もぐずり始めたので温室を出たところ、ハスに遭遇。子供に詫びつつ、画を撮ります。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

この後、植物園を出、北向きに歩いていたところ、ツリバナの実を発見。相方と子供に置いていかれないように1枚だけ撮りました。

(Nikon P60)

空腹を待たせた子供に何を食べたいか訊くと「ナンが食べたい」とのこと(彼女はナンカレーが大好き、でも決して「カレーが食べたい」とは言いません)、御所望に応えてサッポロファクトリーの「タージマハール」で昼食を取りました。
当地で色々見て廻って、最後は「茶のしずく」で一服。目の前で点てて貰った抹茶で至福の一時を過ごしました。

(Nikon P60)

先週は仕事が大変で、明日からまた再開なのですが、その前に充実した一日を過ごせました。気合一発、頑張れそうです。

北海道大学植物園:http://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/index.html
タージマハール(英語):http://www.tajmahalgroup.com/index.html
茶のしずく:http://ochacafe.net/

頑張れ、アサガオ

日中こそ20℃前後、日向にいると暖かい札幌ですが、かたや最低気温は10℃そこそこ。そんな中、プランタで育てているアサガオが今頃になって大量に咲くようになってしまいました。
今朝はこんな様子でした。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

7月31日に最初の1輪目が咲いたものの、余り成長が進まなかったのですが、何故か9月に入ってからどんどん成長。蔓が伸びて蕾も沢山付き始めました。
近所のアサガオが次々と終わっていく中、狂ったように花を咲かせています。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

10月まで頑張るのでしょうか?是非頑張って、少しでも長く目を楽しませて欲しいものです。

2009年9月22日火曜日

散歩の成果

昨日ブログを書いた後、近所を散歩しました。
その時撮った画を少々。何の取り留めもありませんが、御容赦下さい。

コスモスの惑星直列。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

こちらはシュウメイギク。紅白でおめでたく(?)。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

シュウメイギクは余り馴染みがなかったのですが、最近はコスモスよりこちらの方に秋を感じるようになりました。

キク科のコスモスが「秋桜」で、キンポウゲ科のシュウメイギクが「秋明菊
、少々ややこしいですね。

本当に取り留めなくてすみません...。

2009年9月21日月曜日

(帰省その二)伊丹市昆虫館

札幌の今朝の最低気温は10℃だそうで、関西から戻ってきたなら寒いと感じて当たり前の天気です。
そんな中、帰省中に撮った画を整理中。
今回は帰省3日目に撮ったチョウの画を載せてみます。カメラは前回同様D40です。

まずはスジグロカバマダラ。

(Nikon D40 + Tamron A17)

続いてツマムラサキマダラ。

(Nikon D40 + Tamron A17)

熱帯の関西にはこんな蝶が普通に飛んでいるのですよ。
...というのは冗談です。いくら関西が暑いと言っても、これはないです。両方共沖縄以南に生息しているチョウですから。

帰省最終日に訪ねたのは、伊丹市昆虫館です。
伊丹市は以前から妙に昆虫にこだわりを持っているらしく、その昔は伊丹市博物館で大々的に昆虫
(標本)展をやってみたり、わざわざ三田に伊丹市立野外活動センターなるものを作って、カブトムシの森を作ってみたり(尤も、ついぞカブトムシに出会うことはありませんでしたけど)していました。「ムシ好き男子」には堪らない(そして、その母親達にとっても別の意味で堪らない)ところなのですが、その伊丹市が直々に運営している昆虫館です。

開館は9:30からですが、チョウを放している温室への入場は10:00からでしたので、10:00少し前に着くようにして温室以外の展示物を観覧。10:00になったところで満を持して温室へ。

すると、そこは凄いことになっていました。チョウ飛び過ぎ、密度高過ぎです。
1本の枝に何匹もチョウが集っている、こんな光景は当たり前になっています。

(Nikon D40 + Tamron A17)

唯撮るだけなら何の苦労も要りません。右も左もチョウだらけ。その中から見映えの良い個体を探して撮ってみました。

コノハチョウ。

(Nikon D40 + Tamron A17)

ジャコウアゲハ。

(Nikon D40 + Tamron A17)

こちらはお馴染み、ナミアゲハ。

(Nikon D40 + Tamron A17)

オオゴマダラ。一緒に行った子供にだけ、この大きなチョウが文字通り束になって集っていました。最初は何故だか判らなかったのですが、思い当たることが一つ。消毒用の「あれ」ですね、きっと。

(Nikon D40 + Tamron A17)

こんなものも見つけました。

(Nikon D40 + Tamron A17)

多分オオゴマダラの蛹です。
常時1,000匹以上のチョウを放し飼いにするため、ここでは
毎日飼育員さんが卵を回収、成虫になるまで別室で飼育しているそうなので、室内には蛹は勿論、幼虫もいないのですが、数が数ですから見落としがあっても仕方ないですね。御蔭で自然の宝石を見ることが出来ました。

これだけ楽しめて大人400円ですから、「燐粉アレルギ」でない方にはお薦めです(先程書いたように、室内に幼虫はいませんので、「青虫アレルギ」の方は心配なしです)。

館内各所の壁に掛かっている絵を順に見ていくと1つのお話になる展示も、工夫があって面白いですし、なにより絵が可愛いので時間に余裕があれば是非。

最後はふるさと小径の途中で撮った竹林。北海道では見られないので、つい撮ってしまいました。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX 18-55mm)

今度はカメラのバッテリに気を付けようと、心に誓った帰省でした。

伊丹市昆虫館:http://www.itakon.com/

2009年9月20日日曜日

(帰省その一)須磨海浜水族園

夏季休暇を取れなかった憂さ晴らしに(?)、シルバーウイークを(変形で)利用して帰省してきました。
実家は関西、思った程は暑くなかったものの、札幌に帰ってくると涼しいを通り越して肌寒いと感じる辺りが気候の差です。

帰省1日目は移動で疲れたので実家でじっとしていました。
2日目は相方と子供を連れて須磨海浜水族園へ遠出。この水族館は随分昔から営業していて、確か私の小学校の遠足でも来ている筈(ですので、優に30年は営業しています)。とは言うものの、建て直しをして今では洒落た水族館の1つになっています。

ここの「売り」はイルカショー。ショーを始めて今年で20年になるそうで、場内にはこんな看板が見られました。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

これはショーをやっているイルカライブ館の建物。なかなかモダンです。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

ここまでで気付いた方、いらっしゃいますか?

カメラがD40?付けていたレンズがNikkor?
はい、我が愛機のD200、勿論持って帰りました。でも動きませんでした。
何故か?バッテリ充電忘れ、充電器持参し忘れで、唯の重石になっていたからです...。
それで急遽、母親(実家の婆様)のD40とレンズを借りたという始末。

元々は、私のD200を見て「いいなあ、でも一眼レフは重いなあ」と宣っていた母親に
Nikon最軽量モデルとして贈ったもので、軽いのは当たり前なのですが、普段D200を使っている身には軽過ぎ。取り廻しは当然良いのですが、シャッタ切るのに安定感が全然感じられず、慣れるまでやや苦労しました。画の性格も、コントラストを上げたD200と、標準状態のD40がほぼ同じ感じ。

余談はさておき、流石20年の歴史、イルカショーはなかなか迫力あるところを見せてくれました(何しろすり鉢状の観客席の3段目まではもれなく飛沫避けのビニルシートが配られる位)。

2頭揃ってのジャンプ。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

この後、盛大に飛沫が「ざぱんっ」。お客様、大喜び。

おたる水族館等と比べるとプールがゆったりしている分、跳躍も高い。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

また盛大に飛沫が「ざぱんっ」。お客様、大歓声。

そしてお決まりとは言え、イルカショーの花形、ボールタッチ。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

またまた飛沫が「ざぱんっ」。お客様、拍手喝采。

魚好き親父が楽しかったのはアマゾン館。ピラルクがでかい。状態も極上。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

アマゾン館は水槽の底にチューブトンネルが通してあり、ピラルクの他、アロワナやコロソマ、レッドテールキャット等を下から眺めることが出来ます。

大きいと言えば、本館3Fのプールにいるウミガメも大きいです。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

場内にはもう1ヶ所、イルカライブ館の1Fにもウミガメプールがあるのですが、本館3Fと随分扱いに差があって、イルカライブ館のウミガメが少し気の毒に思えたのが残念。

勿論ペンギンもいます。
ペンギンが足で顔を掻くところを初めて見ました。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

一通り場内を廻った後、併設のプレイランド(小さい遊園地)で子供を遊具に乗せ、遊ばせてから、南出口より退場。目の前は須磨海岸。

本能の侭、海に帰ろうとする幼児。大きくなって戻ってきてね(
嘘です、ちゃんと回収しました)。

(Nikon D40 + Nikkor AF-S DX VR 55-200mm )

「(お盆に行った)おたる水族館の海より温かい」とは本人(幼児)の弁。それはそうでしょう、だから親父は北海道で海水浴に行きたくないのです。

といった具合で帰省2日目は終了。
帰省3日目にして最終日の今日は、蝶の乱舞する場所に行ってきましたが、その話は明日にしましょう。
移動で疲れました。明日まで休暇にしておいて良かったです。


須磨海浜水族園:http://sumasui.jp/

2009年9月12日土曜日

枝豆狩り

はて「枝豆狩り」とは?
それは、こういうことです。

枝豆を豪快に
刈る狩る?)幼児(勿論親父も刈りました)。

(Nikon P60)

枝豆を黙々とむしる母子(当然親父もむしりました)。

(Nikon P60)

どうですか、「枝豆狩り」でしょう?
これをやらせて貰えるのは、由仁町にあるゆにガーデンです。
以前書いたように、ゆにガーデンは観光庭園なのですが、施設内のレストラン等で使う食材を隣接する農園で育てているそうで、今回はその農園で開催中の「収穫体験」に参加してきました。

枝豆の他、じゃがいもも掘らせて貰えます。どちらも1袋300円(袋というのは上の画の真ん中に見える緑色の袋です)。画だと袋の大きさが良く判らないかもしれませんが、これ一杯に枝豆やら
じゃがいもやらを詰めると、ずっしり重いです。かなりお得。
枝豆は早速今晩食卓に上がり、3人充分食べて、まだ袋2/3は残っています。
農園で案内して下さったお父さん、お母さん、ありがとうございました。とても美味しかったですよ。

毎週土曜日と日曜日、祝祭日の12:00から15:00まで開催とのこと、刈り尽くされ、掘り尽くされた時点で終了と思われるので、興味のある方は是非お早めに。

ところで。
ゆにガーデンに行って、花の画を1枚も撮らないわけがないのでして。
「収穫体験」の後、ローズガーデンを訪ねて何枚か撮ってきました。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

(Nikon D200 + Tamron 190D)

(Nikon D200 + Tamron 190D)

風が吹くとバラ独特の甘い香りが漂ってきて、とても癒されます。
帰りが迫っていて、長居出来なかったのが残念。

ゆにガーデン:http://www.yuni-garden.co.jp/
ゆにガーデン見どころ日記 ゆにっき 「いよいよ収穫体験始まりますよ。」:
http://yuni-garden.seesaa.net/article/127802179.html

コスモス開花

夏の盛りが過ぎたのにプランタのアサガオはますます元気になってきました。
今頃になって蕾が沢山ついてきていて、どんどん涼しくなる中、果たして無事に咲けるのか、ちょっと不安です。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

そして、アサガオのプランタの手前の鉢にちょびっとピンク色が。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

コスモスが咲きました。
このコスモス、元々は10粒程撒いたのですが、1粒しか発芽せず、その1粒もアサガオとは対照的にちっとも背が伸びず。このまま枯れてしまうのではないかと心配していたのですが、なんとか開花しました。
花弁が短い気がしますが、これから広がるのでしょうか?
まあ、プランタで花を育てたのは初めて(と言うより、小学校以来、自分で花を育てたのは初めて)なので、多少矮小だろうが、気にしない、気にしない。

2009年9月6日日曜日

秋の花、夏の花

今日は家族で滝野すずらん丘陵公園に行ってきました。
この公園は国営で、とてつもない広さを持っています。春はカタクリやフクジュソウを撮りに、渓流口から無料エリア内の平成の森に入るのですが、今回は子供を遊ばせなければなりません。なお且つ花も撮りたい。ということで東口に駐車して、有料エリアのこどもの谷とカントリーガーデンを廻ることにしました。

昼前に到着したのですが雨。それも結構な降りでした。市街は晴れていたのに...。
さて、どうするか?
西の空が割と明るかったので、それに賭けて迷いながらも入場。
入場直後は雨だったのですが、次第に小降りに、暫くして日が差してきました。

こどもの谷での話は取り敢えず置いておいて、花の方は狙っていたコスモスがこんな感じでした。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

公式サイトによると「3割程度の開花」ということでしたが、なかなか見応えがありました。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

意外な収穫は山のお花畑のアジサイ。こどもの谷からコスモスの咲いている花のまきばへ移動する途中にたまたま通ったのですが、まだ咲いていました。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

これもアジサイ。街中の西洋アジサイとは違って、奥ゆかしいですね。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

期せずして秋の花コスモスと夏の花アジサイを楽しめたのですが、山の風情はやはり秋。ススキの穂が広がり始めていました。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

初夏に可憐な花が咲くスズランも今は赤い実をつけています。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

赤い実つながりでもう1枚。何の実でしょうか?


(Nikon D200 + Tamron 190D)

最後は、東口の休憩所前に飾ってあったハンギングバスケット。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

子供は「滝野公園クイズラリー」で頂いたキャラクターのシールに御満悦でした。
このクイズラリー、広い公園をほぼ横断しますので、かなりの距離を歩きます。この手の催物としてはかなりきつめ、相応の気合が必要です。

滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/