2018年6月17日日曜日

望外の収穫

今週末、札幌の天気予報は2日共曇天。実際、時々陽は射したものの、ほぼ曇り空で過ぎました。
それならば仕方ない、画撮りはすっぱり諦めて、花を見て歩くのに専念しようと、昨日滝野すずらん丘陵公園を訪ねてきました。

今回も普段と変わらず中心ゾーンと滝野の森ゾーンの往復です。ちなみに地図に表すと以下の通り。1から10まで進み、その後は5から1までを往路とは逆に辿る道程で、滝野の森ゾーン東エリアへは今回行きませんでした。


中心ゾーンの「花人の隠れ家」から出発。当然ながらの曇天です。
ベニバナイチヤクソウ。

 (Nikon P7800)

ギンリョウソウ。陽が射していると白さが際立つのに、勿体ない...(?)。

 (Nikon P7800)

天文台からすずらんの丘展望台までの間は雲が切れて日差しがありました。ここぞとばかりに撮ったエゾキスゲ。

 (Nikon D700 + Tamron A17)

展望台の脇を通り過ぎた頃から再び雲が空を覆い、曇天下で最初の画の3-4-5と進みます。
ジンヨウイチヤクソウ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

5から先は滝野の森ゾーンになり、短い坂を上ってカラマツの尾根に出ます。
ツクバネソウ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

サイハイラン。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

オククルマムグラ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

カラマツの尾根のギンリョウソウはほんの数本を残して駄目になっていました。例年になく芽出しが多かったので本当に残念。

(Nikon P7800)

カラマツの尾根を歩いているうちに少し晴れ間がありました。6の手前で咲くルピナス。

 (Nikon D700 + Tamron 172E)

7のみずなら広場から8までは野牛沢川沿いの道です。
コケイラン。カラマツの尾根にも咲く場所があるのですが今年は不発。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

ノビネチドリ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

クルマバツクバネソウ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

と、この先でタヌキ君に遭遇。このタヌキ君、(下の画の白い楕円の辺りにいた時)一度親父と目が合ったのに、何事もなかったかのように散歩を続けまして。


(Nikon D700 + Tamron 172E)



(Nikon D700 + Tamron 172E)

やっぱり気になったのか、振り返って、改めて親父を発見。一目散に駆け出していきました。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

トリミングした画で「んっ?」という顔もどうぞ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

閑話休題。
8から9までの場所では、この時期ギンランが咲いています。ベニバナイチヤクソウやジンヨウイチヤクソウも咲いていますが、今年は数が少ない気がします。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

と、ここでまたちょっとした出来事。足元をささっと横切る影があったので何かと探して(待って)いるとヤチネズミ君が顔を出してきました。

(Nikon P7800)

9から10までは短い上り坂で、10から後は来た道を引き返します。復路の5に着いた辺りから陽が射すようになってきました。
往路で見落としていたサイハイラン。

(Nikon P7800)
エゾキスゲ、再び。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

同じ場所からローンスタジアムの方を向くと広い範囲でルピナスが咲いています。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

2の天文台を過ぎても日差しが続いていたので、往路で画撮りをおざなりにした花に再挑戦。
木洩れ陽の中のベニバナイチヤクソウ。

(Nikon D700 + Tamron A17)

そしてギンリョウソウ。陽が当たるのを暫く待った結果です。

 (Nikon D700 + Tamron A17)

 (Nikon D700 + Tamron A17)

振り返ってみると、真っ白なギンリョウソウも見られましたし、この公園では初見のタヌキ君にも会えましたし、望外に収穫の多い一日になりました。
めでたし、めでたし(?)。

滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/