2018年4月29日日曜日

トリプルヘッダの昨日と、今日

春到来の札幌、いわゆるスプリングエフェメラルが一斉に咲き出すので親父は大忙しになります(?)。昨日は3ヶ所、今日も1ヶ所訪ねて花を見てきました。

まず昨日。
最初は有明の滝自然探勝の森から。未だ駐車場が閉鎖中だったので、通行の邪魔にならないところに駐車して、滝まで往復しました。

(Nikon P7800)

滝の脇を通り抜ける散策路から、エンレイソウと共に。

(Nikon P7800)

見たかったヒメイチゲ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

他にエゾエンゴサクやフクジュソウ。

(Nikon P7800)

続いて滝野すずらん丘陵公園渓流ゾーン。先週はキクザキイチゲが一押しでしたが、今週はカタクリです。

 (Nikon P7800)

 (Nikon D700 + Tamron A17)

(Nikon D700 + Tamron 172E)

実は公園に着いてから1時間程陽が射すのを待っていました。この桃色は陽が射してこそ映えるので、待った甲斐がありました。

他にミズバショウ、キバナアマナ。

 (Nikon D700 + Tamron 172E)

(Nikon D700 + Tamron 172E)

キクザキイチゲは気温が低かったので花弁を閉じていましたが、開けば綺麗だった筈。下の画は、晴天に変わっていち早く花弁を開いたのを撮りました。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

シラネアオイは小さな蕾を付けていました。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

昨日最後は篠路五ノ戸の森緑地。ここでもキクザキイチゲが開花中(下の画右下の白い花がそうです)。

(Nikon D700 + Tamron A17)

エンレイソウが見頃。

(Nikon P7800)

ニリンソウはこれから開花が本格化するところです。

(Nikon D700 + Tamron A17)

(Nikon D700 + Tamron 172E)

シラネアオイが1ヶ所だけ咲いていました。今年の初物です。ちなみに葉に掛かっている白いものは、アオサギの糞だったりします。

(Nikon D700 + Tamron A17)

「ここのシラネアオイが咲いているなら、あっちの場所でも咲いているかな」等と思案しながら歩いていると「ガサガサッ」と如何にもな音。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

画を撮っても90mmでは小さ過ぎ。Nikon P7800の望遠端200mmでどうか...?
トリミングもして、写っているのが判る位にはなりました。ヤチネズミです。

 (Nikon P7800)

Webで調べていると「(ネズミにしては)のろま」とか「鈍感」とか書いてありもしましたが、親父を警戒してささっと巣に戻る姿はなかなか敏捷でした。

そして今日。
中島公園で桜を見てきました。日本庭園の様子。

 (Nikon P7800)

池を挟んだ対岸から、同じく日本庭園の様子。

 (Nikon P7800)

下の画は豊平館の前のサクラ、だった筈です。あちらこちらで開花していて、あちらこちらで画を撮っていたもので、どの画が何処のサクラだったか、良く判らなくなってしまいました...。

(Nikon P7800)

とは言っても、判るものもあります。これはチシマザクラ、日本庭園と菖蒲池の間の橋の傍で咲いていました。

(Nikon P7800)

大木にならず、背が低いのが特徴です。百合が原公園にも1本生えています。

日本庭園に戻って、これはウメ。本州では考えられませんが、札幌では本当にウメとサクラが同時期に咲きます。

(Nikon P7800)

他に、下の画のシロバナエンレイソウや、カタクリ、ニリンソウが咲いていました。

(Nikon P7800)

ちょっと詰め込み過ぎな気がしなくもないですが、兎に角充実した週末を過ごせました。

札幌市 有明の滝自然探勝の森:
http://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/shizen/shirahatayama/ariakenotaki/
滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/
中島公園:http://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/

2018年4月22日日曜日

春が来た!

すっかり春らしくなってきた札幌、今日はぐっと気温が下がり、寒い一日でしたが、昨日は暖かいを通り越して暑い位の日和でした。その昨日、夏季営業が始まったばかりの滝野すずらん丘陵公園を訪ねてきました。

この時期のお勧めは何と言っても渓流ゾーンの平成の森です。公園の中で一番最初に沢山の花が咲きます。その中でも親父の大のお気に入りがこれ、キクザキイチゲの群生です。

(Nikon D700 + Tamron A17)

長い冬を過ごした後、陽の光に照らされたキクザキイチゲを見ると、これを見るために生きているのではないかとさえ思う次第(明らかに言い過ぎ)。

(Nikon D700 + Tamron A17)

(Nikon D700 + Tamron A17)

清楚な白花。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

高潔な青花。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

ありがたや、ありがたや(?)。

勿論春の花は他にもあります。
世間的にはキクザキイチゲより人気があるだろうカタクリ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

忘れてならないフクジュソウ。

(Nikon D700 + Tamron 172E)

水辺にはミズバショウとリュウキンカ。

(Nikon P7800)

(Nikon D700 + Tamron 172E)

画はありませんが、エゾエンゴサク、キバナアマナが開花中。シラネアオイは芽出ししたところでした。

これからの花咲く季節、週末の天気と仕事だけが心配です。
...いやいや、天気は仕方ないにしても、仕事は自分で何とか出来る、何とかする、そして花を見て廻るぞ!

滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/

2018年4月8日日曜日

春を探して

一時の暖かさが嘘のように、寒い日が続いている札幌です。昨夜は雪が降ったらしく、朝起きた時には車にうっすらと積もっていました。

午前中に諸々の用事を済ませて、午後から篠路五ノ戸の森緑地と百合が原公園を訪ねてきました。 寒くても春の気配位は感じられるかも、という目論見です。

まず篠路五ノ戸の森緑地。未だ雪が残っているところがあり、曇天で陽射しもなく、花は全然...。

(Nikon P7800)

と思っていたら、フクジュソウが咲いていました。

(Nikon P7800)

ですが、他に咲いている花はなく、僅かなエンレイソウとカタクリが芽出ししていたのみでした。

(Nikon P7800)

(Nikon P7800)

次に百合が原公園。恒例の「春の花展」を開催している温室に行けば当然花を見られるわけですが、それでは面白くありません(?)。ということで世界の百合広場へ直行。アズマイチゲが蕾を付けていました。

 (Nikon P7800)

が、他はチオノドクサや花壇にスノードロップが咲いている位で、キバナアマナもエゾエンゴサクも未だでした。

始終曇天だったこともあって残念な結果でしたが、来週以降に期待です。

篠路五ノ戸の森緑地:
http://www2.wagamachi-guide.com/sapporo_koen/apps/list.asp?mode=2&ID=420013
百合が原公園:http://yuri-park.jp/

2018年4月1日日曜日

今季最後の白旗山

今日は雨降りの札幌です。天気予報が「土曜日晴天。日曜日曇天、その後雨」と告げていたのを信じて正解、昨日休暇にして白旗山を歩いてきました(その代わりに今日出勤...)。

9:28、駐車場から歩き始め。御覧の通りに除雪されて雪は全くありませんでしたので当然ツボ足です(スノーシューはバックパックに括り付けておきました)。

(Nikon P7800)

緩い坂を登ります。画の右手、南向きの斜面は既に雪が溶けてなくなっています。

(Nikon P7800)

9:48、白旗山、中央峠、それに札幌台へ行先が分かれる分岐点に到着。ここまではツボ足でしたが、この先は雪が残っているのでスノーシューを装着。白旗山山頂を目指します。

(Nikon P7800)

急坂を登って10:10に山頂到着。雪は固く締まっていて、さりとて氷になっているわけでもないので、スノーシューで楽に登れました。

(Nikon P7800)

暫しの休憩の最中、ふと思い出して探しもの。ありました。

(Nikon P7800)

オニグルミの葉痕です。未だ側芽が大きくないのでヒツジっぽいですが、目立つようになると(親父には)ユニコーンのように見えます。

山頂で10分程過ごして、札幌台へ出発。この間も場所によっては既に雪がなくなっていて、落葉の上をスノーシューで歩くという、少々間抜けな状態に...。

10:59、札幌台に到着。ここも一部では地面が見えています。

 (Nikon P7800)

また小休止を取った後、駐車場への帰路に着きます。いつも通りの親父お気に入りの作業道を使いましたが、その前に、これもいつも通り「札幌の窓」に立ち寄りました。ちょっと霞みかかっていたのが残念。

 (Nikon P7800)

夥しい数のツルアジサイの残骸を傍目に見ながら作業道を進みます。

(Nikon P7800)

作業道は人が余り歩かない所為で締まった雪の幅が細く、途中で何回か緩んだ雪を踏み抜きながら、12:03に駐車場まで戻ってきました。

滝野すずらん丘陵公園の冬季営業も終わったことですし、今季のスノーシュー遊びはこれにて終了ですね。

(Nikon P7800)

札幌市 自然観察の森:
http://www.city.sapporo.jp/RYOKUKA/midori/shizen/shirahatayama/shizenkansatu/index.html