1ヶ所目は滝野すずらん丘陵公園。1週間前、滝野の森ゾーン西エリアのシラネアオイに蕾がついていたので、今週は開花しているのを見に行こうという魂胆。
開園時刻の9:00に滝野の森口から入場して、森の観察デッキすぐの群生地、シラネアオイの小径へ直行!
(Nikon D700 + Tamron 172E)
...したところまでは良かったのですが、お日様の当たり具合を忘れていました。斜面に咲いているので、もう少し遅い時刻にならないと花に陽が射さないのです。
場所を変えてもこんな具合。
(Nikon P7800)
寄ってもこんな具合。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
でも大丈夫(?)、元々西エリアを一周するつもりなので、廻り終えて戻ってきた頃には良い塩梅になっていることでしょう。ということで、シラネアオイの小径-みずなら広場-カラマツの尾根-はるにれ広場-シラネアオイの小径の順で歩き始めました。
西エリアではシラネアオイが纏まって咲く場所が何ヶ所かあるのですが、下の画はそのうちの一つ、ミズバショウの谷とみずなら広場の中間辺りです。
(Nikon P7800)
ミズバショウの谷にも、野牛沢川沿いにシラネアオイが咲く場所があるのですが、今年は数が極端に減っていました。昨年、大雨で地面を浚われたので、その影響かもしれません。
みずなら広場の直前にはコミヤマカタバミが咲いています。小さな花なので見落としてしまいそう。
(Nikon P7800)
みずなら広場に到着後、カラマツの尾根を歩くと、花を付けたエンレイソウ(シロバナエンレイソウも)に混じって、蕾のマイヅルソウとツクバネソウが沢山生えていました。準備万端のようです。
はるにれ広場から森の観察デッキの間でヒトリシズカを鑑賞。
(Nikon P7800)
ノビネチドリも芽吹いていました。
(Nikon P7800)
予定の一周を終えて、12:00前に森の観察デッキへ戻ってきました。陽の射し具合は如何なものか...?
(Nikon P7800)
思った通り、良い具合!
(Nikon D700 + Tamron A17)
(Nikon D700 + Tamron 172E)
(Nikon D700 + Tamron A17)
明るい日差しの中、シラネアオイを充分堪能出来ました。
さて2ヶ所目は白旗山です。冬にスノーシューで散々歩いていますが、春に歩いたことは一度もなく、どんな風なのか、気になっていたのです。
冬場に使う白旗山森林活用センター傍の駐車場は使えないようで、そこから少し山に入った駐車場に駐車。白旗山-中央峠-札幌台を通って駐車場に戻る行程にしました。
白旗山に向かう途中、道端にはエンレイソウ、シロバナエンレイソウ、ヒトリシズカが嫌という程咲いています。そんな中、親父の目に止まったのは、谷筋の白い点々。笹薮を漕いで斜面を降りるとニリンソウが咲いていました。
(Nikon P7800)
密度は疎らながら結構な大きさの群生だったのですが、そこは谷筋。この時期、羽虫が大量に羽化していて、進む度に虫玉が涌くような有様だったので、泣く泣く退散です。
白旗山山頂手前では、気の早いクルマバツクバネソウが咲き始め。
(Nikon P7800)
そして山頂到着。
(Nikon P7800)
気付けば、ここまでで1時間以上。残りもこの調子で歩いていると大変な目に会ってしまうので、ここから先は少し急ぎ目にしました。
が、白旗山山頂から中央峠までで見られるエンレイソウの群生の大きさはついつい画撮りに夢中になる程。
(Nikon D700 + Tamron A17)
(Nikon P7800)
結局1時間弱かかって札幌台に到着。
(Nikon P7800)
札幌台からは親父お気に入りの観察路(標識7が見える場所が入口)を通って帰ってきました。
急いでいるのに、花が咲いているとつい目が向いてしまう駄目な親父。
(Nikon D700 + Tamron A17)
(Nikon D700 + Tamron 172E)
夏道なのに2時間30分はいくら何でもかけ過ぎかも。
滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/
滝野すずらん丘陵公園公式ブログ 「シラネアオイ、見頃です!」:
http://www.takinopark.com/nikki/?p=10993
札幌市 自然観察の森:
http://www.city.sapporo.jp/RYOKUKA/midori/shizen/shirahatayama/shizenkansatu/index.html