今日の行程は、西エリアの森の情報館からみずなら広場まで進み、ハイキングコースを使って東エリアへ進入、森の教室を通って森の交流館で小休止した後、カラマツの尾根とくわがたの森を経由して森の情報館に戻るという内容(を予定していたのですが、結局西エリアに戻ってからもう一度ミズバショウの谷までの往復を付け加えてしまいました)。
そこそこの距離を歩いていますので、道すがら色々な花を見たのですが、今日の目的はこれ。
(Nikon P7800)
チゴユリです。西エリアに比べると花の種類が少ない(ように親父は思っています)東エリアですが、この花は東エリアでしか見たことがありません。遊歩道脇の斜面のほんの数m間だけで咲きます。
名前の通り、かなり小さい花です。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
名前通りでないのは分類で、現在はユリ科ではなく、イヌサフラン科チゴユリ属に分類されているそうです。同じ属に含まれるホウチャクソウは西エリアで開花中。
(Nikon D700 + Tamron A17)
下向きに垂れ下がっている、その中はこんな風です。
(Nikon P7800)
こういうのが撮れると、バリアングルモニタ付のNikon P7800を買って良かったとしみじみ...。
ホウチャクソウに良く似た花にアマドコロがありますが、これはキジカクシ科アマドコロ属だそうです。これも西エリアで開花中。
(Nikon D700 + Tamron A17)
2個が垂れ下がって咲く様はそっくりですが、ホウチャクソウは花弁が開くので見分けがつきます。
チゴユリ繋がりでここまで来ましたが、親父の好きなランも咲き始めていました。
ノビネチドリ。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
ギンラン。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
アオチドリは既に先週から咲いています。サイハイランは花茎が伸びてきたところです。
そして忘れてならない、この花。
(Nikon D700 + Tamron A17)
西エリアに点在しているヤマシャクヤク、花期が大変短いので見られて幸運でした。今年既に百合が原公園で見ていますが、自生の株の方が何となくありがたみがあると申しますか...。
この他、マイヅルソウ、ズダヤクシュ、コンロンソウ、ツクバネソウは探さなくても見られるくらいに咲いています。ベニバナイチヤクソウ、ユキザサ、クルマバソウは少しの株が咲き始め、ジンヨウイチヤクソウは蕾でした。
さて来週も足を運んで連続記録を伸ばすことになるのでしょうか...?
滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/