この時期に花を見て廻れないのは大変痛かったです。何しろ札幌の一番良い季節、しかも今年は低温続きだったので、一斉に花が咲き始めておりまして、返す返すも痛い...。
と、愚痴を言っていても始まらず、今日は午後から晴れたので滝野すずらん丘陵公園に行ってきました(午前中は雨でしたが、どのみち出勤だったので影響なし)。
滝野の森ゾーン東エリアのチゴユリと西エリアのヤマシャクヤクが狙いだったのですが、どちらも終わってしまっていました...。ああ、痛い。
ですが、そこは自然豊富な滝野の森ゾーン、他にも見るべきものはあります。
一押しはベニバナイチヤクソウ。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
東エリアの南駐車場から森の交流館へ向かう途中に咲いていますが、少し見つけにくいかもしれません。
(Nikon P60)
森の交流館と森見の塔を結ぶ遊歩道の脇の方が見つけやすいですね、きっと。
(Nikon P60)
森の教室の前にある池へ流れ込む小川のほとりではユキザサが咲いています。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
ちなみに森の教室辺りはこんな様子。
(Nikon P60)
BGMになっているのはハルゼミの鳴き声です。札幌は(本州出からすると)不思議な街で、市街では全くと言ってよい程セミの声を聴きません。ですが、森の中ではお聴き頂ける通り、セミが大合唱します。
東エリアを一周した後、今度は西エリアへ移動。下の画は南駐車場へ向かう途中に撮ったものですが、15時過ぎで気温25.4℃。最早道民仕様の体(?)になっている親父には、暑過ぎる気温です。
(Nikon P60)
ヤマシャクヤクが終わった今、親父の西エリアお勧めはランです。
下の2枚はコケイランとノビネチドリ、Google Picasaの「HOLGA風」で加工しています(最近お気に入りの効果です)。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
(Nikon D700 + Tamron 172E)
ズダヤクシュもあちこちで群生しています。
(Nikon D700 + Tamron 172E)
画はありませんが、クルマバソウやマイヅルソウ等も咲いています。
そんなこんなで閉園時刻間際までいましたが、未だ遊び足りない...。先週末分を取り戻せていない感で一杯です。よし、明日も目一杯遊ぶぞ(?)。
おまけ。
東エリアの木道で日向ぼっこしていたカナヘビ君。親父がじーっと(カメラ越しに)見つめていると、「なんか用か?」とばかりに首をもたげていました。
(Nikon P60)
滝野すずらん丘陵公園:http://www.takinopark.com/