学童が習い事の集まりで滝野すずらん丘陵公園に炊事遠足(「野外炊飯を伴う遠足」の意)へ出掛けた隙に(?)、相方と遠出して苫小牧のイコロの森に行ってきました。
イコロの森は2008年に開園した施設。パンフレットによると「森のたくさんの宝物を享受しながらさらに良い森へと育て、次代に引き渡す取り組みが『イコロの森』」だそうで、苗木を売るグリーンセンターや炭焼工房も備えています(但し炭焼工房は非公開)。
以前から気になっていたのですが、なかなか行く機会がなく、今回がお初になりました。
入口にあるガーデンショップで大人600円を2人分支払って、いざ入場。まずは園内を時計廻りにぐるっと一周。
コニファーガーデンからグラスガーデン方向を望むの画。
ナチュラルガーデンの森の画。
ナチュラルガーデンを出たところからロックガーデン方向を望むの画。
ボーダーガーデンの画。
こんな風に色々な庭が設えてあるのですが、親父の私見で一押しは、森その侭の中を散歩出来るウッドランドガーデンかと。
天気が良かったので、開けたところでは陽が射して明るいですが、そこは基本薄暗い森の中、木洩れ陽を追うと下草が輝いていました。
花はと申しますと、ローズガーデンで小振りなバラが甘い香りを添えて咲いていました。
一通り園内を見た後は、併設されているレストラン「トマティーヨ」で昼食。
相方共々、イコロール(包み焼きパン、ドリンクとデザート付)を頂きました。
といった感じで、過ごしてみた感想ですが...。
正直なところ、親父には合いませんでした...。
庭の規模が小振りなことを差引いても、ローズガーデンやホワイトガーデンの出来はゆにガーデンの方がずっと良いです。
ボーダーガーデンに関しては、入場無料の百合が原公園のビーチヘッジと良い勝負、ロックガーデンは百合が原公園の圧勝かと。
庭の設計、遊びの要素も、銀河庭園と比べるとつまらない印象。
親父一押しとしたウッドランドガーデンも、「下草を刈って遊歩道を整備した森」として見ると、富丘西公園、北海道大学植物園、または円山登山で親父には充分。
札幌から車で1時間掛けて行くだけの何かが、決定的に足りない気がします...。
時期の問題もあると思いますので、あくまでも今日、しかも親父の偏見に富んだ感想です。
ただ他の庭園ではそういう時期でもきちんと見所を用意しているので、逆にすごいなあと感心。
イコロの森:http://www.ikor-no-mori.com/