2010年1月31日日曜日

おもちゃカメラと市民ラン展

昨日は幼児と一緒に百合が原公園に行ってきました。
出掛ける前に「1時間はお父さん(親父)が花を撮る時間、1時間は雪遊びの時間」と話したら、「私も写真撮る、けどカメラ壊れてるの」とのこと。親父が譲ったお古のカメラ(2001年製OLYMPUS CAMEDIA C-1 Zoom )の液晶モニタが何も映さなくなってしまったようで、急遽カメラを購入することにしました。

早速撮影に勤しむ幼児。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

上手に撮れました。

(CANON PowerShot A510)

今回幼児に与えたのは2005年製Canon PowerShot A510、1,800円也でした。年式相応の傷物ですが、傷がなくてもいずれ幼児があちこちぶつけて傷だらけにするわけで、この際重要なのは「ちゃんと写るか」と「乾電池駆動か」です。
写りはともかく、何故乾電池駆動を重視するかと言いますと、乾電池なら大抵の場所で調達出来ることもさることながら、へたった蓄電池の買替出費を気にしなくて良いからです。中古の場合、下手をすると本体よりも蓄電池の買替の方が高くつくことも多いですから。

閑話休題。
以前書いたように百合が原公園の温室では「第三回 市民ラン展 2010」を開催中でした(1月31日で終了)。名前の通り、一般の方が育てた洋ランを募集した展示です。

育てている方の愛情の程が窺える、美しい花で一杯でした。

論より証拠、撮ってきた画を並べてみます(実は種名を控えてくるのを忘れて、何も解説出来ないのです...)。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

「市民ラン展」は終わってしまいましたが、「みかんなどの柑橘展」は継続中、ツバキも品種を移しながら見頃が続いています。

(Nikon D200 + SIGMA MACRO 50mm)

勿論幼児との約束もちゃんと果たしました。
誰の足跡もない場所で遊ぶのは、なんだか勿体ない気がしました。


(Nikon P60)

ちなみに使用前はこんな感じでした。

(Nikon P60)

百合が原公園:http://www.sapporo-park.or.jp/yuri/

百合が原公園 スタッフブログ 「北海道で一番早い洋ラン展!」:
http://sapporo.100miles.jp/yuri87/article/387

2010年1月24日日曜日

1月にクリスマス

昨日は予告通り午前出勤でした。
不景気な御時勢、仕事があるのは嬉しいことなのですが、多過ぎるのも困りものです...。

出先での仕事だったので、帰りに百合が原公園に立ち寄って、少し画を撮ってきました。
そこまでせずとも今日日曜日に行けば良いところなのですが、間違いなく幼児に阻止されるため、致し方ないところです。

百合が原公園の温室では只今「みかんなどの柑橘展」を開催中(2月7日までだそうです)。
中温室はこんな風になっています。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

しかし柑橘類は去年のうちに載せてしまったので、何か別のものが良いですね。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

では洋ランにしましょう。
...と思ったのですが、1月26日から「第三回 市民ラン展 2010」が始まるので、それまでねたとして取っておきたいところ。
そこで、こちらにしました。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

以前「もうすぐ開花しそう」と書いたクリスマスローズです。
もう1枚は寄った画です。


(Nikon D200 + Tamron 190D)

クリスマスローズの魅力は花弁が多種多彩なことと蕊の格好だと思います。
ただ俯いて咲くことが多いので、画を撮りにくいのが玉に瑕。


実はクリスマスローズも、2月16日から「クリスマスローズとパンジービオラ展」があるので先取りになってしまうのですが、1ヶ月弱先なので展示が始まったらまた載せたいと思っています。

最後はクリスマス繋がりでシクラメンです。
このシクラメンは鉢植ではなく直植、小振りな愛らしい品種でした。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

そして今日、やはり幼児に付き合わされて2時間位雪遊びさせられました。
日中暖かかったのがせめてもの救い、仕事も(幼児との)遊びも程々が良いですね。

百合が原公園:http://www.sapporo-park.or.jp/yuri/index.html


2010年1月22日金曜日

(先週末の話)黒髭の花

年が明けてから多忙な日々が続き、なかなかブログを更新出来ません。
先週末は土曜日が出勤、今週末も明日は午前出勤決定です...。
先週日曜日に書き掛けだったブログを今更ながら完成させようとしている次第です。

以下、先週末の話です。

札幌は昨夜(註:1月16日夜)ドカ雪が降り、今朝
:1月17日朝)は御近所さん共々雪撥ね(除雪のことです)に精を出す羽目になりました。
近くの児童公園はこの有様です。

(Nikon P60)

(Nikon P60)

勿論昨日1日でここまで積もったわけではないですが、もう1回大雪があると、鉄棒は間違いなく雪の下ですね。

上の画でも判るように、今日は雪が止んで良い天気、陽も差していたので、豊平公園の温室に行ってきました。
前から気になっていて何度か撮ってはみたものの、良い画にならなかった花が、一応納得のいく出来に撮れたので載せてみます。


(Nikon D200 + Tamron 190D)

タシロイモというそうです。枯れているわけでもないのに黒に近い焦茶の花もさることながら、花の周りに散らばる長い髭が目を惹きます。見上げるとこんなに長いは苞だそうです

(Nikon D200 + Tamron 190D)

このタシロイモは温室の奥まったところで咲いています。これまで日の当たる時間に居合わせなかったので独特な花の色を収められなかったのですが、今回は上手くいきました。

もう1枚はこちら、シコンノボタンです。


WEB上の情報ではシコンノボタンはスパイダーフラワーとも呼ばれるそうです。きっと長い雄蕊をクモの脚に見立てているのでしょう。一方、先程のタシロイモは黒い花や長い苞からバットフラワーの名も持つそうです。
クモやコウモリは人だけでなく、花にも変身するようです。


以上、先週末の話でした。

さて、明日も頑張りますか。

豊平公園:http://www.sapporo-park.or.jp/toyohira/

2010年1月11日月曜日

雪遊びと温室のダブルヘッダ

カレンダでは正月休みに続いての三連休ですが、親父は土曜日と今日午前は休日出勤、丸一日休めたのは昨日だけでした。

そんな貴重な一日、まずは家族でサッポロさとらんどへ行って雪遊びです。この時期、サッポロさとらんどには雪山が作られていて、そりやチューブで滑ることが出来ます(チューブは1時間100円で貸し出して貰えます)。

(Nikon P60)

他にスノーモビルで引っ張って貰うチューブやバナナボートもやっています。銀河庭園やゆにガーデンでも同じような遊びが出来ますが、札幌から近いのと安い(チューブが1回200円、バナナボートが大人1回500円、子供1回300円)のとで、親父の
お勧めはサッポロさとらんどです。

下の画は幼児が遊んでいる合間の1枚。

(Nikon P60)

サッポロさとらんどで遊んだ後は昼食を挟んで百合が原公園へ。百合が原公園に行くとなかなか遊んで貰えないことを学習している幼児に抵抗されましたが、説得を繰り返して無事到着。

今回の目当はこの花。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

チユウキンレン(地湧金蓮)です。コダチダリアに続いて、公式ブログやスタッフさんのブログで紹介されていました。
これ全体が花のように見えますが、説明
書きによると黄色の部分は葉の変形しで、花はの間で咲くとのこと、ちらっと見えたので頑張って撮ってみました。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

開いた苞と閉じている苞の間に見えるのが花なのですが、少々判り辛いですね

もう一つ、存外の収穫はこちら、アッサムニオイサクラです。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

温室の中では余り目を惹きませんが、ヒヤシンスに似たとても良い匂いがします。
後で訊いたところ、幼児も気付いていたそうです。日頃から教えている「花を見つけたらまず眺める、それから匂いを嗅ぐ」を実践していた様子。末恐ろしい...。

来週にはクリスマスローズが開花しそうで楽しみです。

(Nikon D200 + Tamron 190D)

サッポロさとらんど:http://www.satoland.com/
百合が原公園:http://www.sapporo-park.or.jp/yuri/
百合が原公園ブログ 「明けまして」:
http://www.sapporo-park.or.jp/blog_yuri/index.php/archives/610
百合が原公園スタッフブログ 「あけおめ。」:
http://sapporo.100miles.jp/yuri87/article/384

2010年1月3日日曜日

ノースサファリサッポロ

明けましておめでとうございます。
正月三ヶ日も今日でおしまい、明日から仕事という方も多いかと思います。かく言う親父も明日から仕事に復帰です。

さて親父は昨日、今日と定山渓へ家族旅行に行ってきました。下の画は昨日ホテルの部屋から撮ったものです。
部屋の窓ガラスが曇っていたのではありません。大層吹雪いていたのです。

(Nikon P60)

そんな悪天候の中、定山渓への道すがらにノースサファリサッポロに立ち寄ってみました。
以前から気にはなっていたのですが、ネーミングセンスと場所から
(あくまでも親父の感覚で)何となく胡散臭いものを感じ、手を出せずにいたのです。今回は偏に幼児の御機嫌取りが目的。

吹雪の中、国道230号線の脇道を車で登ること約10分、ノースサファリサッポロの看板を発見。するとスタッフのお父さんに「ここに止めて、別に駐車場があるけど除雪が間に合っていないから」と言われて駐車。駐車料金は500円でした(公式サイトに記載ないですが、帰ってきてからWEBで調べてみると元々の料金らしいです)。
そこから歩いて5分程度で入り口に到着、ノースサファリサッポロ単独だと1,000円(小学生以下は400円)、フクロウとキタキツネの森との共通券だと1,300円(同500円)とのこと、天気を考えれば長居は出来ないのでノースサファリサッポロ単独のチケットを購入しました。

虎(を模した建物)の口から入場すると、園内は雪原の中に施設に沿って道が切ってあるという感じです。寒さに強い動物達は
雪の中で暮らしていて、例えばエゾタヌキは御覧の通り。

(Nikon P60)

こちらは雪山をラッセルするビーバー

(Nikon P60)

マーラ、ネズミの仲間だそうです。

(Nikon P60)

寒さが苦手な動物は暖房の効いた小屋にいます。プレーリードッグは暖かそう。

(Nikon P60)

そして飼われている動物の殆どは触れたり、撫でたりすることが出来ます。勿論写真も至近で撮り放題(但しフラッシュ使用は当然御法度)。これがノースサファリサッポロの一番の特長でしょう。

ヤギと戯れる幼児。

(Nikon P60)

マーラに餌をねだられて腰の引ける幼児。

(Nikon P60)

今回画を載せた動物以外にも沢山の動物が飼育されていて、親父はアルビノのニシキヘビを首に巻いたりしました。
正月の催物として餅つきに参加したり、何だかんだと2時間位経った頃に退場、最終目的地の定山渓へ向かいました。

実際に訪ねた後の感想ですが、こういう動物園もありかなと思います。子供は喜んでいましたし。
園内が何となくうら淋しく感じられたのは、とにかく天気が悪くて、除雪が追いついていなかったからで、天気が良ければまた違った印象になったかもしれません。積雪期以外なら尚更でしょう。

それより考えさせられたのは、ノースサファリサッポロと、円山動物園や旭山動物園のどちらが「良い動物園」なのだろう、ということです。
ノースサファリサッポロは動物に触れることが出来ますが、全体的にゲージが小さく、鎖で繋がれている動物も多いです。一方、普通の動物園は鎖に繋がれていることは稀ですが、見るのは柵越しが多くて、触れられることは皆無です

私営と
公営の違いや、目指しているものに違いがある(と思う)ので、「どちらが」と比べることが無意味かもしれません。そもそも動物にはどちらも迷惑千万な話でしょう。
それでも少し考えさせられた経験でありました。


ノースサファリサッポロ:http://north-safari.com/