2021年11月21日日曜日

Tefnon H/D-MC 70-210mmの不思議な画

いよいよ市街にも初雪が降った札幌です。と言いましても、夜更けにざざざっと降っただけで夜明けにはなくなっていましたから、まだまだ序の口にもなりません。
 
今日は新たに入手したレンズ1本抱えて百合が原公園を訪ねてきました。
 
(Nikon P7800)
 
そのレンズはTefnon H/D-MC 70-210mm、カメラはFuji X-T10です。
 
Fuji X-T10には望遠レンズとしてTamron 104Aを使っていたのですが、どうにも重くて長い。グリップが小振りなFuji X-T10では操作がしづらい。もう少し短くて軽いレンズに変えるのを画策しておりました。
 
元々はTamron 103Aを候補にしていたのですが、焦点距離が完全に被る(Tamron 103Aは80-210mm、Tamron 104Aは75-250mm)同じメーカーのレンズに変えるのは余りに芸がありません(?)。どこか違うメーカーのものということで探しましたところ、このレンズに行き当たりました。
 
(Nikon P7800)
 
鏡胴はエンジニアリングプラスチックが使われる前なので金属製、梨地塗装はされておらずつるつるです。経年変化で白文字は綺麗に黄変済。正直なところ、安っぽさ満点。実際2,000円でお釣が来る値段で入手しましたし、Webで調べると現役時でも26,000円だったようです。

こんなレンズを何故買ったのか。
安かったこととレンズの状態が良かった(ごみが少々混入しているだけでした)ことが一、二の理由ですが、Webに載っている作例を見ると、どうやらこのレンズ、開放絞りだと極端に軟焦点化するらしく、どんなものなのか、興味が湧いたのが最後の決め手でした。

まずは屋外のシクラメンで撮り比べ。どちらも望遠端、最短撮影距離です。
F8の画がこちら。 

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

続いて開放絞りのF3.5。

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

見事に軟焦点化。

この後、「クリスマスディスプレイ展」を開催中の温室に移動して、花と言わず小物と言わず、片端に撮ってみました。全て開放絞りです。
 
(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

(Fuji X-T10 + Tefnon H/D-MC 70-210mm)

思うように撮れていない画もありますが、ツバキの3枚目、小物の4枚目はなかなか良い感じではないかと思っています。

絞ればそこそこきっちり写るのはシクラメンの撮り比べで判っていますので、普段は絞って、被写体や陽の射し具合によっては開放絞りで、使っていくつもりです。
このレンズに、Fuji X-T10のアドバンストフィルターからミニチュアを組み合わせるのも面白いかもしれないので、これも先々試してみたいと思います。
 
百合が原公園:https://yuri-park.jp/
百合が原公園公式ブログ 「一足早いクリスマス」:

2021年11月14日日曜日

百合が原公園と市街の紅葉

11月になりましたが、今一つ寒くならない札幌です。
先週末に訪ねた百合が原公園と、今週末にサッポロファクトリーまで散歩した時の紅葉をお届けします。

まず百合が原公園。晴天の気持ちの良い日でした。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

芝生広場の端、「ムスカリの道」の傍のカエデが真っ赤に紅葉していました。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 17A)
 
上の画と同じカエデを反対側から撮った画。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 17A)
 
色とりどりの落葉も、この時期ならではです。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 104A)
 
一本、紅葉したツタに覆われ尽くした木がありました。ちょっと怖い位の赤です。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

このツタ、根元はこうです。たったこれだけですが、這って伸びて上の画のようになるとは、やっぱりちょっと怖い...。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

おまけ。
舗装された園路を歩いていましたら、不格好に道を横切る昆虫が1匹。道端の草むらまで追って画を1枚。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

マツモムシでした。普段は池で背泳ぎしている水棲昆虫なので、陸での移動が不格好だったのも納得です。
 
続いてサッポロファクトリーまでの散歩の様子。
 
道すがらの小さな公園で撮った1枚。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 17A)
 
サッポロファクトリーに隣接する永山記念公園。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 17A)
 
(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

そしてサッポロファクトリーに到着。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

明暗差が激しくて上手く撮れていませんが、レンガ館のツタは真っ赤に紅葉中。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

ジャンボクリスマスツリーの点灯を見届けて帰路に着きました。

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

Fuji X-T10のアドバンストフィルターからミニチュアを選んで撮ってみたのですが、出来が今一つ。奥行きのある構図で奥のものにピントを合わせたのが失敗でした...。
 
百合が原公園:https://yuri-park.jp/
サッポロファクトリー: https://sapporofactory.jp/

2021年10月31日日曜日

秋の纏め

前回投稿が8月29日でしたので2ヶ月振りになります。
この間に訪ね歩いた時の様子を駆け足で載せます。 

9月26日、千歳のパレットの丘。
緑肥にするヒマワリを見に毎年訪れている場所です。昨年に続いて陽が昇る頃に行ってきました。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 190D)
 
(Fuji X-T10 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
有名になってしまって、畑への取付道に駐車する御仁、畑の中に入る御仁を見掛けますが、農家さんの邪魔になるので絶対に止めましょう。
 
10月3日、滝野すずらん丘陵公園。
中心ゾーンから滝野の森ゾーン東エリア、西エリアを歩いて中心ゾーンへ戻ってくる、いつものの道程です。
西エリア、カラマツの尾根の紅葉したツタウルシ、中心ゾーンのコスモスが見事でした。

(Nikon P7800)

(Nikon P7800)

(Nikon D700 + Tamron 172E)

(Nikon D700 + Tamron A17)

10月9日、百合が原公園。
ダリアが満開を迎えていました。

(Nikon P7800)

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

(Fuji X-T10 + Tamron 17A)

10月24日、滝野すずらん丘陵公園。
この日はまず渓流ゾーンでアシリベツの滝を見、中心ゾーンから滝野の森ゾーン東エリアに入って西エリアまで歩きました。渓流ゾーンから中心ゾーンへは車で移動、滝野の森西エリアから中心ゾーンへの帰りは、この日運行していた園内シャトルバスを利用しました(シャトルバスは年に数回しか運行していませんので御注意)。
 
この時期、開園直後のアシリベツの滝には虹がかかります。
 
(Nikon D700 + Tamron 73D)
 
(Nikon D700 + Tamron 73D)
 
滝野の森ゾーン西エリアで紅葉を見るなら、くわがたの森と森の観察デッキを結ぶ園路(下の2枚の画)と、カラマツの尾根がお薦めです。
 
(Nikon D700 + Tamron 73D)

(Nikon D700 + Tamron 73D)

10月30日、北海道大学。
今年も金葉祭は中止になりましたが、お構いなくイチョウは綺麗に黃葉しています。
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)

カエデの紅葉も見頃です。

(Nikon D700 + Tamron 190D)

明日は11月、冬がやって来るのはもうすぐです。
...そう言えば今年は雪虫を見掛けませんでした。おかしいなあ...。

北海道建設部都市環境課 「パレットの丘」:
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tkn/hana/place/c061.html
滝野すずらん丘陵公園:https://www.takinopark.com/ 
百合が原公園:https://yuri-park.jp/
北海道大学:https://www.hokudai.ac.jp/
北海道大学 「黄葉時期におけるイチョウ並木(北13条道路)の車両規制中止について」:

2021年8月29日日曜日

夏の花、纏め

1ヶ月振りの投稿です。 この間も色々出歩いていたのですが、色々あって投稿出来ていませんでした。来週末はもう9月ですので、8月最後の週末に夏の花の纏めをお届けします。

7月31日、北竜ひまわりの里。昨年は植栽自体がされなかったので、この壮大な景色を見るのは2年振りでした。
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 190D)
 
(Nikon D700 + Tamron 772D)
 
(Nikon D700 + Tamron 772D)

(Nikon D700 + Tamron 772D)

8月7日、滝野すずらん丘陵公園。渓流ゾーンにレンゲショウマを見に行きました。未だ咲き始めでしたが、独特のまあるい花は気持ちもまあるくしてくれます。
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
(Nikon D700 + Nikkor AI-S 35-200)
 
下の画は公園からの帰りに路傍で咲いていたオニユリ。毎年同じ場所で咲くので密かに楽しみにしています。

(Nikon D700 + Nikkor AI-S 35-200)

同じ日に訪ねた百合が原公園。Nikon D700が無念のバッテリ切れになり、画撮りにはNikon P7800だけを使いました。上から順にオリエンタルハイブリッドのカサブランカ、原種のタキユリ、カノコユリのブラックビューティです。
 
(Nikon P7800)
 
(Nikon P7800)
 
(Nikon P7800)
 
8月14日、はまなすの丘公園。カワラナデシコ見たさでしたが、残念、殆ど終わってしまっていました。サワギキョウが見られたのが幸い。
 
(Fuji X-T10 + Tamron 09A)

(Fuji X-T10 + Tamron 04A)
 
(Fuji X-T10 + Tamron 09A)

河口近くでカモメとウを見ました。ウはカワウか、ウミウか、判別つかず。

(Fuji X-T10 + Tamron 09A)

(Nikon P7800)

8月15日、安平鶴の湯温泉。曇天ながらハスは満開、至福の一時でした。

(Nikon P7800)

(Nikon P7800)

(Nikon D700 + Tamron 772D)

(Nikon D700 + Tamron 772D)

(Nikon P7800)

(Nikon D700 + Tamron 172E)

スイレンとコウホネ。コウホネは葉の下に隠れて咲いていました。

(Nikon D700 + Tamron 772D)

(Nikon D700 + Tamron 772D)

8月22日、札幌ふれあいの森。(親父の知る限り)1年の最後に咲くラン、ミヤマウズラが目的でしたが、ちょっと早かったようで、咲いていたのは1株だけでした。
 
(Nikon P7800)
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
ツルリンドウは数株咲いていました。
 
(Nikon D700 + Tamron 172E)
 
メスのミヤマクワガタ。もう産卵期を迎えている筈なので無事を祈っています。
 
(Nikon P7800)
 
8月28日、前週に続いて札幌ふれあいの森。今回は沢山のミヤマウズラが見られました。
 
(Nikon P7800)

(Nikon P7800)

ツルリンドウの開花も続いていました。

(Nikon P7800)

北竜町ひまわりの里(北海道のひまわり畑):
http://portal.hokuryu.info/himawari
滝野すずらん丘陵公園:https://www.takinopark.com/
百合が原公園:https://yuri-park.jp/
ふる里の名湯 鶴の湯温泉:http://tsurunoyu.jp/